真言宗豊山派日暮山医王寺徳藏院のサイト
松戸七福神は真言宗豊山派七ヶ寺による、福徳と心の安らぎを大切にした七福神です。
七福神のうち、大黒天、毘沙門天、弁財天はインドの神様、寿老人、福禄寿は中国の道教、神仙観より、恵比須神は日本神道の出身とされています。唯一、布袋和尚は唐末五代の実在の禅僧です。
仏教を中心として中国宗教と混同して出現したのが七福神と称されています。 七福神の信仰七種の徳を支配する神として盛んになり、中国より伝来した思想と古来より日本にて信じられていた俗信が仏教思想を基に入り混じって生じた信仰であると伝えられています。 七福の語源は「仁王経」の中にある七難即滅七福即生に発して称されたものと伝えられています。
住時、七福神は夢枕に宝船に乗ってあらわれると福が授かるといわれ、初夢の枕下に入れて、吉夢を見ることが流行りました。
”寿老人(じゅろうじん)”はその名のとおり長寿の神様で老子の化身の神さまという説も。安心して長生きできるようにお願いしてみては。
長い頭がトレードマークの”福禄寿(ふくろくじゅ)”は、福は幸福、禄は富、寿は長寿を表しているという、この上ないメデタイ神さま。
右手に袋、左手に打ち出の小づちを持った”大黒(だいこく)さま”はあまりにも有名。”商売繁盛”の神さまとして、商売を営む方のファンが多いとか。
大きなおなかとふくよかなお顔が印象的な”布袋(ほてい)さま”は、いつも大きな袋をかついで出かけました。唯一実存した人物で、名を契此(かいし)という高僧です。
いつもニコニコ、まさにエビス顔の”恵比須(えびす)さま”は、大黒さまと並んで”商売繁盛”の神さま。お願いすれば景気回復も夢じゃないかも。。
七福神の中の紅一点”弁天(べんてん)さま”は本来、水の神ですが、学問と芸術の神、さらには富財の神としても活躍。七人の中で最も多忙な神さま!?。。
よろいかぶとに身をまとった”毘沙門天(びしゃもんてん)”。こわ面の顔とは裏腹に心の迷いや悪行を撤退させ、財宝を授けてくれるヒーロー的存在です。